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「四十肩・五十肩」を防ぐ! 気持ちい~い「肩関節ストレッチ」

整形外科医・中村格子さんが指南する「究極のストレッチ」(1)

 中村格子=Dr.KAKUKOスポーツクリニック院長

四十肩・五十肩リスクが分かる簡単チェック

 四十肩・五十肩はその症状の現れ方から、ある日突然発症するように思えるが、「長年かけて積み重なった炎症の結果起こるのです」と中村さん。

 その一因と考えられているのが、肩関節の位置のずれ。

 試しに、簡単なチェックを行ってみよう。

肩関節チェック 立ったとき、手の位置は真横になっている?
[画像のクリックで拡大表示]
  • 特別な意識をしないで、なにげなく立ち姿勢をしてみる。
  • 真横から見て、両手が体の真横より前側に来ている人は「前肩」。肩関節の位置が正しい状態ならば、手は体の真横に来る。

 「通常、関節はクッションの役割をする柔らかい組織(関節包)によって包まれていますが、肩関節はひざなどの他の関節と異なり、関節包で包まれている部分はごく一部だけ。だから、もともと肩関節周囲はこすれる刺激に弱く、損傷しやすいのです。そのうえ、肩関節は、つなぎ目である接合部がずれやすい構造をしている、という特徴も。肩関節が前側にずれた『前肩』になっていると、関節周囲の組織がつねに摩擦を受ける。その刺激が長期間積み重なると、炎症を起こします。この炎症が四十肩や五十肩の痛みの原因となるのです」(中村さん)。

 肩関節の位置が前側にずれる原因のうち最たるものは、猫背の状態で長時間行うデスクワーク。他にも、座って読書、スマホ操作、料理などの家事の多くもすべて肩関節を前側にずれこませる動作となる。一日のほとんどを「前肩」の状態で過ごしている人は、改善する動きをぜひとも取り入れたい。

 こまめに肩関節位置を修正する方法として中村さんが提案するのが、次の3つのストレッチだ。なお、既に肩が痛い人は無理なストレッチはせず、主治医に相談しよう。

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