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薬剤師直伝! 市販薬の選び方・使い方

困った痔にはどの市販薬を選べばいい?

内側の痔には坐薬や注入軟膏、タイプに合わせて内服薬も

 一般社団法人日本医薬品情報学会

痔は、直立二足歩行をする人間特有の病気だといわれています。便秘や下痢など、肛門への強い負荷が痔を悪化させる大きな要因です。痛みや出血といった症状は市販の薬で改善することが可能です。症状に合わせてどんな薬を選べばよいのでしょうか。

痔とは?

 痔は、肛門付近の皮膚や内側の粘膜に傷やこぶ状の静脈瘤ができる病気です。排便時の痛みや出血、腫れといった症状が現れますが、肛門の内側にある歯状線(肛門と直腸のつなぎ目)より直腸側に病変ができた場合には痛みを感じることはありません(図1)。

図1◎ 肛門の内部
直腸と肛門のつなぎ目は「歯状線(しじょうせん)」と呼ばれています。直腸は粘膜、肛門は皮膚組織で構成されていて、歯状線より直腸側では痛みを感じません。
[画像のクリックで拡大表示]

 痔は主に次の3種類に分けることができます。

痔核(いぼ痔)

 排便時のいきみや長時間座ったまま姿勢をとることなどによる、肛門周辺の静脈のうっ血や血行障害が原因で起こります。歯状線より直腸側にできた「内痔核(ないじかく)」は痛みがないが出血しやすく、外側にできた「外痔核(がいじかく)」は強い痛みと腫れが伴うのが特徴です。

 内痔核の症状が進行すると、いぼが肛門の外に出てくるようになり、指で押し込んでも戻らなくなる状態は脱肛(だっこう)と呼ばれます。

裂肛(切れ痔)

 硬い便の排泄時など、肛門の出口付近の皮膚が割けたり、切れることで起こります。排便時に強い痛みがありますが、出血が少ないのが特徴です。硬い便が主な原因になりますが、下痢が続いている時にも起こるといわれています。

痔ろう

 細菌感染によって肛門周囲の内部に膿がたまり、そのたまった膿の通る管の出口が皮膚にできるタイプの痔です。肛門周辺が激しく痛み、発熱を伴う場合もあります。膿が排出されると症状がおさまりますが、肛門周辺は膿のために皮膚炎やただれ、かゆみなどが続きます。

 市販薬では、いぼ痔と切れ痔の痛みや腫れ、出血を軽減することが可能です。今回は、痔の治療に使う市販の薬について解説しましょう。

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