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「γ-GTP」が「要再検査」の判定。お酒を控えれば大丈夫?

 田村知子=フリーランスエディター

会社勤めを続けている限り、避けては通れない職場の健康診断。自覚症状のない病気を見つけてくれるのは有難いが、仕事に追われるなかで再検査を受けるのはできれば避けたいのが人情。異常値を指摘されたとしても、どこまで生活を見直せばよいのか、今ひとつ釈然としない人も多いだろう。このコラムでは、各種検査への臨み方や結果の見方、検査後の対応など、誤解交じりで語られやすい職場健診についてわかりやすく解説する。

Q  「γ-GTP」が「要再検査」の判定。お酒を控えれば大丈夫?

A  いいえ。γ-GTP値上昇の原因はお酒の飲みすぎとは限らない。再検査を受け、原因を明らかにすること。

γ-GTP値が上がる原因は飲酒だけとは限らない。(©liza5450-123RF)

 肝臓の異常の指針となる「γ(ガンマ)-GTP」は、一般にアルコール性肝障害などで高くなることが知られている。そのため、お酒をよく飲む人にとっては、職場の健康診断で最も気になる数値かもしれない。

 だが、肝臓専門医で武蔵野赤十字病院消化器科部長の黒崎雅之氏は「γ-GTP値が基準値を超えていても、『お酒を控えればいいだろう』と短絡的に考える人が多いのですが、それは危険です」と指摘する。

脂肪肝、糖尿病、胆のう・胆管の障害にも要注意

 「γ-GTP値が飲酒で高くなることはよく知られており、確かにその通りです。しかし、γ-GTP値が上がる原因は飲酒だけとは限りません。お酒をよく飲んでも基準値を超えない人もいれば、お酒を飲まない人でも脂肪肝で上がることがあります。そのほか、薬物性の肝障害、糖尿病などによるインスリンの働きの悪化、胆のうや胆管の結石、肝がんや胆管がん(肝内胆管がん・肝外胆管がん)が隠れている可能性もあります」(黒崎氏)

 また、黒崎氏によれば「飲酒の習慣がある場合、健診などでγ-GTP値が基準値を少し超えている程度だと『お酒を控えてください』と指導されることがありますが、なかにはお酒を控えてもデータが正常化せず、別の病気の兆候が隠れているということもあります」という。

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