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やさしいがんの学校

リンパ節への転移が病後の経過を左右する胆道がん

13時間目 胆道がんについて知ろう[後編]

 田村知子=フリーランスエディター

「やさしいがんの学校」の13時間目は「胆道がん」です。胆道がんは胆汁の通り道である「胆道」にできるがん。どの部位にできるかによって、分類や手術方法などが異なります。胆道がんの基礎知識を、東京医科歯科大学肝胆膵外科教授の田邉稔先生、同助教の伴大輔先生に聞きました。今回は胆道がんの病期(ステージ)分類ごとの治療法、病後の経過について解説します。

 胆道がんの成り立ちや、特徴、初期症状、病期分類などについては、記事前編「早期発見が難しく、日本人に多い胆道がんって?」で解説しています。

胆道がん(胆管がん・胆のうがん)の治療

図1◎ 胆道がんとは
図中の緑⾊で⽰した肝外胆管と胆のうにできる悪性腫瘍が「胆道がん」です。肝臓の中を走る胆管にできる肝内胆管がん(胆管細胞がん)は、胆道がんではなく、肝がんとして取り扱われています
[画像のクリックで拡大表示]

 胆道がんは、がんができる部位によって胆管がん、胆のうがんに分類でき、どちらも治癒が期待できる唯一の治療法は、手術(外科治療)です。胆道がんの手術は、がんができた部位や広がりに応じて検討されますが、適応が複雑で実施する施設によっても異なってきます。

 簡単にいってしまうと、目で見える範囲でがんが取りきれる場合に手術が選択されます。また、胆道がんの手術は肝臓や膵臓などにも切除範囲がおよぶため大規模になることが多く、患者さんの全身状態も十分に考慮されます

 胆のうがんの場合は、I期の早期であれば、胆のうを摘出するだけで多くの場合は治癒が期待できます。胆道がんの病期分類については「早期発見が難しく、日本人に多い胆道がん」を参照してください(タイトルをクリックすると当該記事にジャンプします)。

 手術による外科切除が難しい場合は、抗がん剤による化学療法が選択されます。胆道がんに対する化学療法では、ゲムシタビン(ジェムザール)とシスプラチン(ブリプラチン、ランダなど)を併用する「GC療法」が標準治療となっています。胆道がんの場合、放射線治療は有効性が十分に確認されていないため、標準治療とはなっていませんが、がんの進行を抑えたり、痛みを和らげたりする目的で行うこともあります。

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