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やさしいがんの学校

渡辺謙さんが克服した白血病とは?

15時間目 急性骨髄性白血病について知ろう

 田村知子=フリーランスエディター

「やさしいがんの学校」の15時間目は「急性骨髄性白血病」です。女優の夏目雅子さんや歌手の本田美奈子さんが命を落としたことで知られていますが、俳優の渡辺謙さんのように再発後も再び寛解(症状や検査で異常が確認できない状態)に入る人もいます。急性骨髄性白血病について、聖路加国際病院血液腫瘍科部長の森慎一郎先生に聞きました。

急性骨髄性白血病とは?

 白血病は、「血液のがん」といわれています。骨髄にある血液の工場「造血幹細胞」から、分化・成熟した血液細胞(白血球、赤血球、血小板)が作られる過程で、遺伝子に何らかの異常が起こることで細胞ががん化し、無秩序に増殖する病気です。

 白血病は病気の状態から呼び名が変わります。未熟な細胞が増殖するのが「急性」、分化した細胞の増殖が抑制できなくなっているのが「慢性」です。感染症や生活習慣病のように、急性(急激に症状が始まる)の人が、慢性(長期間症状が持続する)になることはありません。

白血病における慢性・急性の意味
  • 急性:未熟な状態の細胞が増えること
  • 慢性:分化した細胞の増殖が抑えられないこと(ただし、分化していても正常な血球と同等の機能は果たせないことが多い)

 さらに、細胞の種類によって「リンパ性」「骨髄性」に分けることができます。Bリンパ球やTリンパ球になる細胞ががん化するのが「リンパ性」、リンパ球以外の赤血球・好中球・好酸球・血小板などになる細胞ががん化するのが「骨髄性」です。

白血病におけるリンパ性・骨髄性の意味
  • リンパ性:Bリンパ球やTリンパ球になる細胞ががん化すること
  • 骨髄性:リンパ球以外の赤血球・好中球・好酸球・血小板などになる細胞ががん化すること(骨髄を指しているわけではない)
図1◎ 造血幹細胞と血球の分化のしかた
[画像のクリックで拡大表示]

 患者さんの病気の状態と細胞の種類から、「急性骨髄性白血病」「急性リンパ性白血病」「慢性骨髄性白血病」「慢性リンパ性白血病」の4つに大別されます。

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