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あなたの頭痛、放っておいていい?悪い?

つらい「片頭痛」は特効薬をうまく使いこなそう

 田中美香=医療ジャーナリスト

現在、日本人の4人に1人が「頭痛持ち」であるといわれます。頭痛はごくありふれた身近な病気でありながら、緊急性のある頭痛から、長く付き合っていかなければならない頭痛まで、症状も対応の仕方もさまざまです。今回のテーマは慢性頭痛。その特徴や治療について、慶應義塾大学病院神経内科教授の鈴木則宏氏に聞きました。

慢性頭痛ってどんな頭痛?

一口に頭痛と言っても、痛みの表れ方はさまざまです。どのような種類があるのでしょうか。

命に別状がなくても頭痛はつらいもの。(©SHOJIRO ISHIHARA-123rf)

鈴木 まず、一次性頭痛、俗にいう慢性頭痛は、頭痛自体が病気という位置づけです。慢性頭痛には、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などの分類があります(表1)。痛みのために日常生活が困難になる人もいますが、残念ながら、命に別状がないために軽んじられている感が否めません。

 それに対して、二次性頭痛と呼ばれる頭痛もあります。こちらはくも膜下出血や髄膜炎、脳出血のように、緊急性のある病気の一症状、氷山の一角として頭痛が出るものです。

表1 慢性頭痛の種類と特徴
片頭痛緊張型頭痛群発頭痛
男女差思春期から更年期過ぎの女性が中心で、男性より女性の方が3倍以上多い若年~中高年の女性に多い1000人に一人の割合で現われる。20~40代半ばくらいの男性に多く、女性はまれである
痛みの特徴ドクドクと拍動するような痛み。長くても72時間程度でおさまるぎゅーっと締め付けられるような痛みで、片頭痛よりは軽いが、朝起きてからずっと続くことが多いアイスピックで目の奥を突かれるような痛みが夜中に起こり、2時間ほど続く
その他の症状体を動かすと悪化する/吐き気・嘔吐がある/光や音が気になる首や肩が張る/運動をすると改善しやすい/ふわふわしたり、めまいのようなのぼせた感じがする/熟睡できないことが多い痛い側は涙・鼻水が出て、目が充血する/額に汗をかく/動き回らずにいられない/アルコールで誘発される
起こる時期週末・休日に多い/毎日は起こらない週末・休日は関係ない/毎日起こる不定期に起こり、群発期が1~1.5カ月続く
治療トリプタンが第一選択(経口薬・点鼻薬・自己注射)非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)/筋弛緩薬/抗不安薬・抗うつ薬即効性があるのはトリプタンの自己注射/100%の純酸素吸入

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