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「手あれスパイラル」にご用心!

寒さと乾燥で重症化しやすい「手あれ」

 

空気の乾燥が進む冬は、肌のカサカサや手あれに悩まされている人も多いのではないだろうか。少し暖かくなっても油断は禁物。乾燥はまだ続く。放っておくとどんどん重症化していく「手あれスパイラル」の悪循環。これを断ち切る、正しいケアの方法を聞いてみた。

寒さと乾燥は肌のかさつきを招く

 冬は気温や湿度の低下で、肌の水分が蒸発しやすくなり、かさつきが起こりやすくなる。このかさつきを放っておくと、皮膚が硬くなり、表面に亀裂が生じ、強い痛みを感じるようになる。いわゆる「ひび」「あかぎれ」が手の表面にいくつもできて、ひどくなった状態だ。

 野村皮膚科医院院長の野村有子先生によると、モニター試験で手あれの状態を確認すると、痛みを伴うがんこなひび・あかぎれのある人は、同時多発的に色々な場所で亀裂が生じており、マイクロスコープで観察してみると、肉眼では見えにくいゴミや糸くずなどの異物が付着していたという。

 「一旦亀裂が生じると、ますます手がかさつき、次から次へと亀裂を誘発する悪循環に陥ってしまいます」と野村先生。このような「手あれスパイラル」を断ち切り、重症化を防ぐためにも、乾燥が気になったら早めに正しいケアを行うことが大切だ。

写真1◎ 乾燥した時期に起こりやすい手荒れスパイラル
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【ハンドケア1】症状に合わせたハンドクリームを使う

 普段、何気なく使っているハンドクリームは、成分により効果が違ってくるため、症状に合わせて使い分けることが重要。

 「ひび・あかぎれがひどい場合には、尿素はしみることがあるのでので、ビタミン系・保湿系のクリームで水分・油分を補給します。かゆみがある場合にはかゆみ止めで治してから、毎日のお手入れで保湿をしていきます。ガチガチしたかかとやひざに、尿素系は即効性がありますので、これで角質がやわらかくなったらビタミン系・保湿系に切り替えて毎日ケアしていくとよいでしょう」(野村先生)

表1◎ ハンドクリームの特徴と使い分け方
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