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働くオンナの保健室

止まらない咳…ぜん息、感染症、肺がんが原因?

3週間以上続く咳に要注意

 

アレルギーが原因の長引く咳

 ぜん息の主な原因はアレルギー体質。悪化因子にはハウスダスト、ペット、ストレス、妊娠、肥満などがある。

女性は誰でもハイリスク:咳ぜん息・ぜん息

 慢性的に咳が続く代表的な病気。炎症により気道は敏感になり、冷たい空気やタバコの煙など、ちょっとした刺激で発作が起きる。長引くカゼの咳と咳ぜん息は混同されやすいが、「咳ぜん息の原因はアレルギー体質。痰はほとんどなく、あっても白色で少しだけ。明け方に咳がひどくなる特徴がある」と(相模原病院病態総合研究部の谷口正実部長)。カゼのあとになかなか止まらない咳が咳ぜん息や、ぜん息に移行することもある。

 ぜん息の悪化因子は、ハウスダスト、ペット、ストレスなどがあるが、「エストロゲン(女性ホルモン)がぜん息に関与しているため、女性にとっては月経や妊娠も悪化因子」(谷口部長)。また、「最近の研究では肥満がぜんそくのリスクを高めることも明らかになっている」(谷口部長)。

図2◎ 肥満はぜん息のリスクを上げる
2000~2005年に国立病院機構相模原病院アレルギー科外来を受診した成人ぜん息患者(3767例)のうち難治性ぜん息患者を見ると体格指数(BMI)が30以上だと割合が高い。「内臓脂肪がぜん息を悪化させる炎症細胞を出していることが明らかになっている」(谷口部長)。
[画像のクリックで拡大表示]

【治療】

 「長期的な治療としては、吸入ステロイド薬で気道の炎症を抑えることが最も大切。発作が出たときは、即効性のある吸入気管支拡張薬を用いる」(谷口部長)。また、ハウスダスト、ストレスなど生活から悪化因子を取り除くことも大切。そして、「運動で内臓脂肪を減らすと症状は劇的に良くなる」(谷口部長)という。

咳ぜん息とぜん息の違い
[画像のクリックで拡大表示]

咳ぜん息
 呼吸困難は伴わない。放置するとぜん息に移行することもある。

ぜん息
 ぜいぜい、ヒューヒューなど呼吸困難を伴う。


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