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秋になると気になるカサカサ肌、最新の対策は?

角質細胞はビタミン補充、細胞間脂質はクリームで保湿

 荒川直樹=科学ライター

まだまだ男盛りの中高年に容赦なく襲いかかる体の悩み。医者に相談する勇気も出ずに、1人でもんもんと悩む人も多いことだろう。そんな人に言えない男のお悩みの数々を著名な医師に尋ね、その原因と対処法をコミカルで分かりやすく解き明かす。楽しく学んで、若かりし日の輝いていた自分を取り戻そう。

 広告代理店に勤務する35歳。毎年、オフィスに暖房が入る頃になると、女子たちは「肌荒れ」の話題で盛り上がる。その話を耳をそばだてて聞いているのが「肌荒れ男子」のオレだ。この季節になると、口の回りが乾燥してカサカサになり、仲の良い女友達から「粉ふきいもくん」なんていじられたりする。やがてポツポツと赤味が広がり、かゆみが出るからやっかいだ。先日も、得意先の前で顔をポリポリかいてひんしゅくを買ったばかり。女子から仕入れた情報どおり、毎日しっかり洗顔してクリームを塗っているが、あんまり効果なし。誰か「男のための乾燥肌ケア」を教えてほしい。
(イラスト:川崎タカオ)
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 地球上の生命は海で誕生し、人類の遠い祖先が海から陸上に進出したのは3億6000万年前のことだ。以来、祖先たちは乾燥した大地で生きるように進化…。なんだか仰々しいようだが、まずは人間の体には乾燥を防ぐ優れたメカニズムがもともと備わっていることを知ってほしい。

 菊池皮膚科医院(東京都荒川区)院長の菊池新さんは「皮膚の最表面にある角質層が持つ保湿機能について新しいことが分かってきた」と話す。そして、この肌がもともと持っている機能をサポートようなスキンケアや生活改善を行うことで、冬の肌荒れは効率よく改善できるという。

顔の肌が乾燥し、ポツポツと赤味が広がっている症状。(写真提供:菊池皮膚科医院)
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 また、肌荒れになるほど深刻でない人でも、今回紹介する最新のスキンケアを行えば、顔の肌の潤いが改善し、若々しく見える効果を実感できるだろう。

 菊池さんによると、関東地方で男の肌対策が必要なのは、乾燥した冷たい空気が入ってくる10月から翌年のゴールデンウィークぐらいまで。この期間、正しい皮膚科医学の知識に基づくスキンケアに励もう。

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