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隠れ「痔主」のオレ。痛みは時々だけど病院に行くべき?

日本人の3人に1人が抱える痔の治療のタイミングは?

 荒川直樹=科学ライター

まだまだ男盛りの中高年に容赦なく襲いかかる体の悩み。医者に相談する勇気も出ずに、1人でもんもんと悩む人も多いことだろう。そんな人に言えない男のお悩みの数々を著名な医師に尋ね、その原因と対処法をコミカルで分かりやすく解き明かす。楽しく学んで、若かりし日の輝いていた自分を取り戻そう。

 出版社勤務の52歳。草野球チームのピッチャーを務めるなど、体力には自信があったオレは、5年前に「痔主」になった。しばらく前からお尻のムズムズが気になったていたが、あの日は大事な試合。力投を続けてチームの勝利には貢献できたが、家に帰るとお尻の穴からニョロっと何かが飛び出しているのに気づいた。痛いのを我慢して指で戻すと肛門に収まったが、以来、「いぼ痔くん」はオレのトモダチに。最近は、排便時に痛みを発して出血するようになってしまった。仕事中に肛門外に飛び出したときは、お尻を押さえながら歩いたので、女子から「あの人そういう趣味あったっけ」と疑われる始末。痔の手術はとても痛くて、仕事も休まなければいけないと聞いていたので躊躇してきたが、そろそろ年貢の納め時か。
(イラスト:川崎タカオ)

 仕事仲間はもちろん、学生時代の友人にも悩める「お尻のこと」は絶対話さない…。そんな「隠れ痔主」は世の中に少なくない。実際、男同士の飲み会でポロッと話すと、「じつはオレも」なんてことはよくある。どれぐらい痔の人はいるのだろうか。

「痔主」は男女同比率との報告も

 東京山手メディカルセンター・大腸肛門病センターの山名哲郎部長らが海外の疫学調査を調べてみたところ、有病率は4.4%から13.3%とバラついていた(日本大腸肛門病会誌63:819,2010)。しかも、痔の悩みがあってもすべての人が受診するわけではない。山名部長は「一生のうちに、なんらかの痔の症状がある人は、一般的にいわれるように、3人に1人程度いてもおかしくない」と話す。

 患者の年齢は「広い意味での加齢性疾患でもあり、患者は20代から増え始め、40代、50代が最も多い」と山名部長。また、発症するのは男性が多いため、「おやじの病気」というイメージもあるが、有病率は男女ほぼ一緒としている報告が多い。

 こうしたニッポン老若男女のお尻問題。今回は、痔の半分以上を占める「痔核(いぼ痔)」のトリセツをご紹介する。

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