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股間に見慣れない「モッコリ」、不快感を解消したい

鼠径ヘルニア(脱腸)は日帰り手術で治る

 荒川直樹=科学ライター

まだまだ男盛りの中高年に容赦なく襲いかかる体の悩み。医者に相談する勇気も出ずに、1人でもんもんと悩む人も多いことだろう。そんな人に言えない男のお悩みの数々を著名な医師に尋ね、その原因と対処法をコミカルで分かりやすく解き明かす。楽しく学んで、若かりし日の輝いていた自分を取り戻そう。

 体力が自慢の42歳営業マン。磨き上げたこの肉体に異変を感じ始めたのは2年前だ。重いものを持ち上げたときに、右の太ももの付け根当たりに、違和感と鈍い痛みを覚えるようになった。股関節の筋を痛めたのかなと思っていると、最近、そこがピンポン玉ぐらいの大きさに膨らんでいるのに気付いた。「もしかしてこれが脱腸というものか」。膨らみは、手で押したり仰向けになると戻るが、違和感は強くなる一方。得意先とのゴルフ中に、立木の陰で股間を抑えていたら「何やってんの?」と笑われた。この情けない下半身の不調に気分も晴れないんだ。
(イラスト:川崎タカオ)

 私たちの体には、重要な臓器を体内にしっかり納めておくための仕組みがある。脳が頭蓋骨の中にあり、肺が肋骨で守られているように、胃、腸、肝臓など腹部の臓器は、腹膜という袋のような膜で包まれ(腹腔)、その外側を筋肉の膜(筋膜)がしっかり守っている。

 しかし、じつは腸を守っているはずの筋膜には、脆弱な部分がいくつかある。東京ヘルニアセンター・執行クリニックの執行友成院長は「その一つが太ももの付け根にある鼠径管(そけいかん)という“筋膜にあいた穴”で、腸の一部がそこを通って腹膜とともに筋膜の外に飛び出してしまった状態が鼠径(そけい)ヘルニア、つまり脱腸です」と話す。

太ももの付け根にある鼠径部は脆弱
[画像のクリックで拡大表示]
腸の一部が鼠径部で外に飛び出してしまった状態が鼠径(そけい)ヘルニア
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