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気圧の変化で体調を崩す人がいるのはなぜ?

“気象病”から逃れるための5つのコツとは…

 伊藤和弘=フリーランスライター

聞きたかったけど、聞けなかった…。知ってるようで、知らなかった…。日常的な生活シーンにある「カラダの反応・仕組み」に関する謎について、真面目にかつ楽しく解説する連載コラム。酒席のうんちくネタに使うもよし、子どもからの素朴な質問に備えるもよし。人生の極上の“からだ知恵録”をお届けしよう。

「雨が降ると古傷が痛む」というのは気のせいではなかった!?(©thamkc-123RF)

 ときどき、雨が降ると古傷が痛むとか、台風が近づくと頭が痛くなるという人がいる。果たして天気によって体調が変わるものだろうか? それ、気のせいじゃないの?

 「いや、確かに天気は人体に影響するんですよ」と話すのは、日本で初めての「天気痛外来」を開設した名古屋大学大学院教授の佐藤純さんだ。

 「頭痛など痛みが主に現れる場合は、私はとっつきやすい“天気痛”という用語を考案して使っていますが、医学の世界では昔から“気象病”と呼ばれている病態があって、慢性痛、気管支喘息、脳卒中などいろいろな病気が気象の影響を受けます。天気痛は、気圧の変動によって、痛みや周辺症状(めまいなど)が発症、増強するような病態です」(佐藤さん)

 具体的には、頭痛、膝痛、腰痛、古傷が痛むといった痛みのほか、めまい、抑うつ状態などが起こる。

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