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ビジネスパーソンに贈る 眠りの超スキル

自分にとって最適な睡眠時間はどう決める?

厳密に管理しすぎるのはご法度、体の声にも耳を傾けよう

 伊藤和弘=フリーランスライター

仕事やプライベートの時間をやりくりするために、真っ先に削ってしまうのが「睡眠」ではないだろうか。また、年齢とともに、眠りが浅くなったり、目覚めが悪くなったりする人も多いに違いない。もう眠りで悩まないための、ぐっすり睡眠術をお届けしよう。

最適な睡眠時間は個人差が大きい。どのように見分けたらよいのか。(©wang Tom-123RF)

 電気がない時代、人間は夜になるとほとんど活動できなかった。だから現代人よりもたくさん眠っていたのだろうと考えがちだが、「決してそんなことはないんです」と日本大学医学部精神医学系の内山真主任教授は指摘する。時代や生活形態が変わっても、意外と人間の睡眠時間は変わらないようだ。

 例えば、歴史学者が英国の産業革命前の生活を調べた報告がある。照明が普及する前、産業革命以前のヨーロッパでは、日が暮れるとすぐに眠るのだが、3時間程度でいったん起きて、夜がふけてから再び3~4時間眠っていたという。このような二度寝によって、6~7時間眠るのが一般的だったようだ。また、「アフリカや南米奥地で電気を知らない部族の生活を調べた最近の報告では、寝床で7~8時間を過ごすが、そのうち眠るのは6~7時間であることが分かった」と内山主任教授。照明がなかったからといって、9時間も10時間も眠っていたわけではないということだ。

 最適な睡眠時間について、110万人以上を対象にした最近の米国の調査では、6年後の死亡率が最も低かったのは6.5~7.4時間眠っていた人たちだった(Arch Gen Psychiatry. 2002 Feb;59(2):131-6)。8時間以上眠っていた人たちはむしろ死亡率が高くなっていたということで、睡眠は多ければ多いほどいいわけではない。

7時間前後の睡眠が最も長生きする
米国で1982~1988年に30~102歳までの男女111万人6936人を追跡調査した結果。6年後に死亡する割合は、6.5~7.4時間眠っている人が最も低かった。グラフは6.5~7.4時間の人を1とした場合の数値。睡眠時間が短くなるほど、また逆に長くなるほど相対的な死亡リスクが上昇している。(出典:Arch Gen Psychiatry 59:131~136.2002より、三島和夫氏が改変)
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