日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

お知らせ

医療・予防

COML患者相談室

病院の都合なのに1日9,000円の負担だなんて

 NPO法人 ささえあい医療人権センターCOML(コムル)

NPO法人ささえあい医療人権センターCOML(コムル)では、1990年に活動を開始して以来、医療に関する電話相談を実施しています。これまで、5万件を超える相談に対応してきました。この連載では、プライバシーに配慮した上でCOMLの会報誌に掲載された相談内容と、COMLからのアドバイスをご紹介します(本記事はCOML会報誌2015年11月号からの転載です)。

 夫は半年前に食道がんと診断されたのですが、すでに他の臓器に転移していて、ステージⅣと言われました。抗がん剤治療を受けたのですが、間もなく口から食事を摂るのが難しくなり、胃ろうをつくりました。徐々に衰弱が進み、2週間前からは肺炎のため40度の高熱を出して入院しています。

病院側の都合で、1日9000円を負担する差額ベッドへの移動を依頼され…(hxdbzxy/123RF.com)

 入院した3~4日後、「容態が悪化しているので、ナースステーションの横にある個室に移っていただきます。お部屋代のかからない病室ですから安心してください」と言われていました。ところが、昨日の夜になって病棟看護師長から電話があり、「ご主人に入ってもらっている病室を使用しなければならない患者さんがいるので、ご主人にはその隣の個室に移っていただきたいのです。その病室は本来、1日18,000円に消費税をプラスした差額ベッド料をいただいているのですが、半額の9,000円で移動をお願いできないでしょうか」と言われました。

 夫は、これまで自営業を営んできたのですが、昨年仕事を辞めたため、現在は非課税の低所得者なのです。生活のために私も働いていますが、夫の付き添いで仕事を休みがちなので、経済的に苦しい状態です。そこに1日9,000円の差額ベッド料というのは、たとえ半額と言われても負担です。払わないといけないのでしょうか。

COMLからのアドバイス
 この場合は同意書にサインをすれば契約したことになります。かなり病院側の事情によるところが大きいので、経済的に苦しい事情を説明し、交渉することが大切です。
「賢い患者になりましょう」を合言葉に、患者が自立・成熟し、主体的に医療に参加することを目指して1990年に設立。患者と医療者が対立するのではなく、“協働”する医療の実現を目的としている。患者の悩みに対する電話相談、各種セミナー・講座などに積極的に取り組んでいる。

続きは日経Gooday会員に登録するとすぐご覧いただけます。

期間限定 日経Gooday マイドクター 登録月プラス1カ月無料キャンペーン 2017年9月1日~10月31日

SNSで最新記事をチェック

RSS

最新記事を週2回お届け!

日経IDがあれば簡単30秒で登録できます。

体の不調・病気が気になる場合は…

病気の予防・治療などの限定記事が読めます。医師などの専門家に相談できます。

アクセスランキング

PR

有料会員限定記事ランキング(現在)

病気/サプリなどを調べる

デイリーコンテンツ

明日は変えられる。 提供:アステラス製薬

“男”の健康維持

このサイトについて

日本経済新聞社について