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“男の健康度”が分かる「男性力ドック」体験記

テストステロン剤の注射、効果には個人差

 伊藤和弘=フリーランスライター

血管年齢58歳! 47歳ライターの結果は?

 男性力ドックを受けてから12日後、再びクリニックを訪れ、検査結果を聞く。ノープロブレムということはないと思っていたが、予想以上にツッコミどころ満載だった……。

 問題がなかったのは血糖値とPSA(前立腺特異抗原)。PSAとは前立腺から出るたんぱく質で、前立腺がんの指標とされる。正常値は4ng/ml※1以下だが、私は0.4ng/mlを切っており、「将来的にも前立腺がんになる確率は非常に低い」と久末准教授は太鼓判を押した。

 握力はやや弱かったが、筋肉量は正常だった。筋肉量とテストステロンは密接な関係があり、筋肉が増えるとテストステロンも増え、筋肉が減るとテストステロンも減るという。なお、筋肉の全体量を増やそうと思ったら、腕や腹よりも「太ももを鍛えるのが効率的」と久末准教授はアドバイスする。太ももの大腿四頭筋は人体最大の筋肉なので、トレーニングで量が増えやすいのだ。

 私の場合、問題は血管と骨にあった。

 もともと中性脂肪が高いのは知っていたが、久末准教授いわく「べらぼうに高い」バリバリの脂質異常症。正常値の上限が150mg/dl※2なのに対し、3倍近い443mg/dlというスコアを記録したのだから我ながら驚く。体脂肪率は標準レベルだったのに対し、ガンマGTP(肝機能の指標)が159U/Lと正常値上限の2倍を超えていたことから見ても、最大の原因は酒だろう。なお、尿酸値も8.3mg/dl(正常値は7mg/dl以下)と高く、血圧も高めだった。

 ドロドロ血液のせいで動脈硬化が着々と進行しており、血管年齢は「58歳」とのこと。若者から見たら47歳も58歳も大差ないかもしれないけど、58歳といえば『サザエさん』の波平より4歳も上ですよ! うーむ、これは本気で治療を考えないといけないなぁ。

 骨密度も低かった。骨は女性ホルモンから作られるが、男性の場合、「アロマターゼという酵素の働きでテストステロンが女性ホルモンに変わる」と久末准教授。そのためテストステロンが少なくなると女性ホルモンも減り、骨がスカスカになってしまう。実際、注射などでテストステロンを補充すると、骨密度も高くなるという。

※1:ng=ナノグラム。10億分の1グラム
※2:dl=デシリットル。10分の1リットル
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