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喫煙者は人一倍健康に気を遣う? 喫煙者のアンチエイジング法とは

食事改善に加え、ED薬の服用という“裏技”も

 伊藤和弘=フリーランスライター

 年を重ねるごとに失われていく「男らしさ」。いつまでも若い頃の外見・体力・健康は保てない。それを防ぐにはどうすればいいのか? 第一線で活躍する専門家たちに「男のアンチエイジング」の最先端を解説してもらう。今回は、やめたくても簡単にやめられないタバコがテーマ。喫煙者に知ってほしいアンチエイジングについて、順天堂大学医学部泌尿器科学講座の堀江重郎教授に解説してもらう。

 タバコは健康に悪い―。そう聞いて「マジで?」と驚く人はいないだろう。

 お酒は適量で抑えられれば体にも良いが、タバコはまさに「百害あって一利なし」! リラックス効果やストレス解消効果を挙げる人もいるけれど、それはニコチン中毒の禁断症状が治まるから。ニコチン自体にリラックス効果があるわけではないのだ。

 2012年10月、BMJ(英国の医学雑誌)電子版に、約7万人の日本人を対象にした調査結果が発表された。1963年から1992年にかけて、放射線影響研究所(広島市)やオックスフォード大(英国)が男性2万7311人、女性4万662人を「喫煙経験なし」「喫煙経験あり」「現在も喫煙中」の3グループに分けて調査したところ、タバコを吸うことによって男性の死亡率は2.21倍、女性の死亡率は2.61倍に高まることがわかった。その結果、喫煙者の平均寿命は、なんと8~10年も短くなるという(BMJ 2012;345:e7093)

 では、タバコはなぜ体に悪いのか?

 多くの発がん性物質が含まれているから、と一般に思われているが、「それだけではなく、大量の活性酸素を発生させることが大きい」と、順天堂大学医学部泌尿器科学講座の堀江重郎教授は説明する。

 「活性酸素は細胞を酸化し(サビさせる)、老化を進める。DNAが酸化されると遺伝子の暗号が変化し、細胞ががん化する。血管機能が衰えることで動脈硬化が進み、心臓病、脳卒中、ED(勃起障害)などが起こる。肺を侵されるとCOPD(慢性閉塞性肺疾患)になる。精巣(睾丸)も衰え、子供を作りにくくなる」(堀江教授)

 活性酸素は多くの生活習慣病の原因になり、老化を進めるアンチエイジングの大敵だ。活性酸素ができなければ人間は120歳まで生きられるとも言われ、アンチエイジング医学では、いかに体内の活性酸素を減らすかが大きなテーマとなっている。

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