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トヨタが自動車向け車椅子「ウェルチェア」を開発、2014年内に発売

 大下 淳一=日経デジタルヘルス

出典:日経デジタルヘルス 2014年10月6日(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

巨大なブースを構え、多数の福祉車両(ウェルキャブシリーズ)を展示した
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出展したウェルチェア
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後ろに沈み込む
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 トヨタ自動車は、自動車に搭載するための車椅子「ウェルチェア(Welchair)」を開発し、「第41回 国際福祉機器展 H.C.R. 2014」(2014年10月1~3日、東京ビッグサイト)で披露した(関連リリース)。2014年内に発売する。「ノア」「ハイエース」「ヴォクシー」といった同社のミニバン型乗用車のオプションとして販売する予定で、後部スペースに搭載して使うことを想定している。

 ウェルチェアでは、車椅子を乗車させた際の「不自然な目線の高さ」「上半身の揺れ」「尻の前すべり」「シートベルトの装着に時間が掛かる」といった問題点を克服することを目指した。高齢者や下肢障がい者に「外に出かける機会を増やしてもらいたいとの思いで開発した」(トヨタ自動車 国内商品部 車両企画室 ウェルキャブグループ長の大野修一氏)という。

車載用に設計を最適化

 ウェルチェアは介護者が押して移動させるタイプの4輪式車椅子で、利用者が自ら操作して移動させる一般的な車椅子よりも一回り小さい。最大の特徴は、座席を後方に沈み込ませるように傾けることができる点だ。

 これにより、自動車に乗せた際、急ブレーキをかけた場合などに車椅子利用者の体が前方に倒れ込んでしまう事故を防げる。また、後ろに傾けた座席に利用者の体が深く沈み込むため、シートベルトを一般的な車椅子のように車輪に通すことなく、利用者の体に密着させることができる。これにより、安全性がさらに高まる。ウェルチェアでは最大20Gまでの加速度が加わっても、利用者の安全を確保できるという。

 一般的な車椅子に比べて利用者の目線位置が下がるため、同乗者と会話しやすくなったり、窓から外の風景を眺めやすくなったりするといった利点もある。背筋を立たせた姿勢を保つ必要がある一般的な車椅子に比べて、長時間乗車時に疲れにくいこともメリットだ。

 販売価格は明らかにしていない。一般消費者にオプション販売する他、「グループ内リソースを活用したレンタルビジネスも考えられる」(大野氏)。製造は国内の車椅子メーカーに委託する。

この記事は、日経デジタルヘルスからの転載です。
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