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「医療と介護をシームレスにつなぐ」クラウド、ワイズマンが2015年初頭に提供開始

 大下 淳一=日経デジタルヘルス

出典:日経デジタルヘルス 2014年10月6日(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

展示ブースの様子
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サービス画面の一例
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 電子カルテや介護用ソフトウエアを手掛けるワイズマンは、医療機関や介護施設などに分散して存在してきた医療・介護情報を一元管理し、多職種間で共有できるようにするクラウドサービス「MeLL+(メルタス)」を開発し、「第41回 国際福祉機器展 H.C.R. 2014」(2014年10月1~3日、東京ビッグサイト)に出展した。2015年1月にサービスを開始する。

 一般に、医療機関では電子カルテなどの院内システムに診断や治療の記録を保存し、介護事業者は専用システムに介護記録を保存する。両者は「分断され、参照し合えないという問題点を抱えてきた」(ワイズマン)。例えば従来、介護施設への滞在時にどのようなケアを受け、どのような薬を継続的に服用してきたかといった情報が、医療機関側では把握しにくかった。逆に介護事業者にとっては、電子カルテなどの院内情報には手が届きにくいのが実態だった。

カルテやケア記録、服薬情報などを一元管理

 MeLL+は、医療と介護の情報を一元管理し、医療従事者と介護従事者がそれらをリアルタイムに共有することを可能とする。これを通じ、より効果的な医療サービスや介護サービスにつなげることを狙う。

 各施設や事業所に分散した電子カルテやリハビリ記録、ケア記録、服薬情報などを、ワイズマンのデータセンターで一元管理。医療従事者と介護従事者の双方が、これらの記録をタブレット端末などでどこででも閲覧できる環境を提供する。さまざまな施設での記録を高齢者(介護対象者)ごとにまとめて閲覧できるため、これまでの経過を踏まえた最適な治療やケアを提供することが可能となる。

 多職種間のコミュニケーションを円滑にするための掲示板機能も提供する。例えば、訪問介護担当者が、介護対象者の様子で気付いた内容を投稿し、関係者がリアルタイムに共有するといった使い方が可能だ。逆に、閲覧権限の範囲を指定することもでき、例えばヘルパーは電子カルテの詳細な記載にはアクセスできないといった制約を設けることもできる。

 サービスの標準提供価格は、病院向けが月額3万円、クリニックや老人保健施設向けが同1万円、介護事業所や訪問看護ステーション向けが同5000円。ワイズマンは介護用ソフトウエアでとりわけ高い市場シェアを持ち、これまでに多数の関連施設にクラウドサービスを提供してきた。MeLL+はそうした実績を生かして開発したという。

この記事は、日経デジタルヘルスからの転載です。
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