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病院で受ける検査事典

おもながんの検査

喉頭・咽頭がん

こうとう、いんとうがん

手順

①喉頭鏡検査/喉頭内視鏡検査

  ▼

②生検(病理検査)

  ▼

③CT/MR/PET-CT

 喉頭(こうとう)は、喉仏(のどぼとけ)・声帯とその周囲を指していて、喉頭がんは頭頸(けい)部では最も多いがんです。圧倒的に男性に多く、喫煙や飲酒の影響、慢性の炎症などが要因と考えられています。

 咽頭(いんとう)は、いわゆる喉と呼ばれる部分で、上咽頭、中咽頭、下咽頭の3つに分けられ、がんのできる部位によって、性質や治療法が多少異なります。

●おもな症状

 喉頭がんでは、声がれ(嗄声(させい))がほとんどの人に早期から現れます。場所によっては無症状で、進行すると異物感や食物をのみ込むときの痛みなどが出てきます。

 咽頭がんでは、とくに上咽頭がんで症状が出ないことが多く、早期にリンパ節へ転移しやすくなります。進行すると耳閉(じへい)、難聴(なんちょう)などの耳症状も現れます。中・下咽頭がんでは、喉の痛み、ものがつまる、のみ込むときの痛み、声がれ、血痰などがおもな症状です。

喉頭がんは問診と喉頭鏡、内視鏡で

 喉頭がんでは、自覚症状についての問診と喉頭鏡検査で、およその見当がつきます。部位によっては、喉頭鏡ではよくみえないところがあるので、喉頭内視鏡の検査も重要です。これは、鼻口から細いファイバースコープを挿入して観察するもので、同時に病変の一部を採取(生検)して病理検査も行います。

 また、がんの広がりを調べるために、CTやMR(参照)を行います。

咽頭がんは内視鏡が中心に

 咽頭がんの検査は、内視鏡での観察が中心になります。下咽頭のとくに食道に近い部分では内視鏡でもみえにくく、専門医の高い技術が必要です。

 喉頭がんと同様に、CTやMRでがんの進展具合を確認します。また、リンパ節への転移がよくみられることから、頸部(首)の触診も有効です。下咽頭では、食道のX線造影(参照)を行い、通過の具合を調べることもあります。

◎著作権 日経Gooday(グッデイ)の「病院で受ける検査事典」検索サービスは、「四訂版 病院で受ける検査がわかる本」(発行:法研)をデータベース化したものです。掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

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