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病院で受ける検査事典

おもな検体検査:ホルモンの検査

ホルモンとは

ホルモンとは

 ホルモンは、内分泌腺細胞から体液中に放出される化学物質で、ほかの臓器の代謝活性を刺激し、促進したり抑制したりする役割をもっています。

 右図に示すように、ホルモンには特定の産生臓器があり、特定の標的臓器だけに作用します。この標的臓器は全身に分布しているため、作用が多様になり、ホルモンの量や作用が多すぎたり、少なすぎたりすると症状は多彩となります。

 不定愁訴と呼ばれるはっきりしない症状の多くは、ホルモン異常である場合が少なくありません。

 ホルモンの特徴的なことは、下図に示すフィードバックシステムと呼ばれる機構により、全身の状態がいつも同じになるように調節されていることです。

 臓器のホルモン産生は脳下垂体で調節されており、臓器でのホルモン分泌が低下した場合は、下垂体からホルモン分泌を促進するホルモン(刺激ホルモン)が分泌され、逆に臓器での分泌が亢進した場合は、これらの刺激ホルモンの分泌が低下して、ホルモンの分泌を抑えるようにしています。

 ホルモンの定量は、ほかの臨床検査と若干異なり、ホルモン量が低値か高値かで、そのホルモンを分泌する臓器の機能低下か亢進かが診断できます。

 ここでは、数あるホルモンの中からおもなものについて解説します。

ホルモンのフィードバックシステム
ホルモン産生臓器と分泌ホルモン

◎著作権 日経Gooday(グッデイ)の「病院で受ける検査事典」検索サービスは、「四訂版 病院で受ける検査がわかる本」(発行:法研)をデータベース化したものです。掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

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