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病院で受ける検査事典

おもな検体検査:尿・便の検査

尿蛋白

にょうたんぱく

基準値

陰性(-)

腎臓や尿路が障害を受けると、尿中に蛋白が出現
おもに腎臓・尿路の異常を調べる検査です。尿蛋白は病気でなくても陽性になることがあるため、陽性の場合は再検査を行います。

腎臓や尿路に障害があると陽性に

 尿蛋白とは、尿の中に含まれている蛋白の総称で、おもに腎(じん)臓や尿路の機能を調べる検査です。

 血液中に含まれている各種の蛋白は、低分子蛋白を除くと、腎臓の糸球体から濾過(ろか)されることはありません。また、たとえ一部の蛋白が糸球体から濾過されても、尿細管で再吸収されます。

 したがって、尿中に蛋白が出現する場合は、糸球体や尿路の障害が考えられます。

健康な人でも陽性になることがある

 尿蛋白は、病気ではなくても尿中に出現することがあります。横に寝ているときは陰性なのに、立ち上がると陽性になることがあり、これを起立性蛋白尿といいます。これは、背骨が腎臓を刺激するためと考えられています。

 また、激しい運動をしたあと、たくさんの肉を食べたあと、何かに感動したあとなどに陽性になることもあり、これを生理的蛋白尿といいます。

尿は出始めと終わりを除いた中間尿を採取

 尿蛋白は、試験紙を使って簡単に調べることができます。検査当日の飲食は普通にとってかまいません。

 尿を採取するときは、以下の注意点を守ってください。

①尿は、出始めと終わりを除いた中間尿を採取します。とくに女性の場合、外陰部のよごれや腟の分泌物が混入することがあるため、厳守してください。

②雑菌が入らないように、採取用のコップの中には指を入れないようにしてください。

陽性のときは再検査

 最初の検査で、尿蛋白が陽性の場合は、測定方法の確認と偽陽性の可能性を検討し、異なる測定法で再検査を行います。

 1カ月以内に再検査を行い、依然として尿蛋白が検出された場合には、さらに詳細な検査を行って、適切な処置、治療を行う必要があります。

 尿蛋白が1日に150mg以上の場合を、病的蛋白尿と診断します。

 生理的蛋白尿の場合は、一過性、間欠的です。起立性蛋白尿が疑われる場合は、寝たまま採尿したり、寝ている状態から立ったときに採尿したりなどして検査を行います。

疑われるおもな病気などは

◆陽性→腎前性:骨髄腫、溶血性貧血、薬物の影響など

    腎性:糸球体疾患(糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、糖尿病性腎症など)

    腎後性:尿路系の結石、腫瘍、炎症など

▲医師が使う一般用語:「にょうたんぱく」

◎著作権 日経Gooday(グッデイ)の「病院で受ける検査事典」検索サービスは、「四訂版 病院で受ける検査がわかる本」(発行:法研)をデータベース化したものです。掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

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