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病院で受ける検査事典

おもな検体検査:血液生化学検査

ナトリウム利尿ペプチド(ANP、BNP)

ナトリウムりにょうペプチド

基準値

ANP:40pg/ml以下BNP:20pg/ml以下

心不全などを調べる検査

●ANP

 ANPは心房性ナトリウム利尿ペプチドといい、主として心房で合成・貯蔵され、血液中に分泌されるホルモンです。水・ナトリウムの利尿、血管の拡張、レニン・アルドステロンの分泌抑制、循環血漿量の減少など多彩な生理作用を介して、生体の体液バランスならびに血圧調整に関与しています。

 ANPの分泌は、心房圧による心房筋の伸展によって刺激されるため、ANPが高値の場合は、心房負荷や循環血漿量の増加をおこす病態が存在することを示唆しています。ANPは、心不全や腎不全などの重症度や治療効果を判定するとき検査します。その他、高血圧の病態把握、内分泌疾患のスクリーニング(ふるい分け)などにも行われています。

●BNP

 BNPは脳性ナトリウム利尿ペプチドといい、主として心室から血液中に分泌されるホルモンです。

 強力な水・ナトリウム利尿作用、血管拡張作用を有しており、心室に負荷がかかると分泌され、交感神経系およびレニン・アンギオテンシン系を抑制して、それらのホルモンと拮抗的に働いて心不全などの病態を改善させます。

 BNPは、心室機能の把握、心不全の重症度の把握、心不全や心肥大の治療効果の確認などを行うとき検査します。BNPは、ANPに比較して変化率が大きいのが特徴です。例えば、重症の心不全ではANPよりはるかに上昇するため、心不全の指標としてはANPより優れています。

疑われるおもな病気などは

◆高値→本態性高血圧、うっ血性心不全、慢性腎不全、ネフローゼ症候群、肝硬変、妊娠中毒症、原発性アルドステロン症・クッシング症候群、ADH不適合分泌症候群(SIADH)、甲状腺機能亢進症など

◆低値→脱水、利尿薬の影響など

▲医師が使う一般用語:

ANP=「エーエヌピー」

BNP=「ビーエヌピー」

◎著作権 日経Gooday(グッデイ)の「病院で受ける検査事典」検索サービスは、「四訂版 病院で受ける検査がわかる本」(発行:法研)をデータベース化したものです。掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

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