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画像などによるおもな生体検査:婦人科系の検査

マンモグラフィ検査

マンモグラフィけんさ

検診でも行われる乳がんの検査です。乳房を上下から圧迫するため、多少の痛みを伴いますが、数秒の我慢ですので安心してください。

乳がんの診断に行われる検査

 乳房にしこりがみつかると、乳がんを疑います。乳がんを診断する検査がマンモグラフィ(乳房X線撮影)検査です。

 乳がんのほとんどは、しこりによって発見されますが、しこりがあるからといって、すべてが乳がんというわけではありません。乳がんのしこりは、硬い無痛性の、表面や凹凸の境界がはっきりしないしこりが特徴です。

乳がんは淡い陰影として写る

 乳がんは、やや不整な円形で、まわりがやや毛羽立った淡い影として 写り、多くは石灰化を伴います。大きさが2㎝を超えると、約70%はがんと考えられています。

 マンモグラフィは、若年の人では乳腺実質が豊富にあるため、うまく検出できません。そのため超音波が行われます。50歳以上の人では、マンモグラフィのほうがはっきりと検出することができます。

 乳がんとの鑑別が必要な病気としては、乳腺症、乳腺炎、良性の腫瘍などがあります。

乳房を圧迫して検査

 検査着に着替え、ネックレスは外します。上半身裸になって乳房撮影装置の前に立ち、右の乳房を全体が写るように前に引っ張り、撮影装置の検査台にのせます。

 乳房の厚みが4~5㎝になるように、乳房を圧迫筒で上下から圧迫します。そのため、痛みが伴いますが、我慢してください。撮影時間は1秒もかからず、圧迫は数秒間です。次に、左の乳房を同じように撮影します。

 正面撮影が終わったら、斜位の撮影をします。右の乳房のときは左上から乳房を圧迫、左の乳房のときは右上から圧迫します。

 すべての検査は数分で終了し、X線の照射は2~3秒で体に影響はありません。ときに、側面の撮影をすることもあります。

 マンモグラフィは、左右の比較がとても重要で、必ず両側の乳房を撮影します。授乳中でも検査することができ、妊娠中は腰にプロテクターをして撮影します。

男性でも行う

 乳がんは、ほとんど女性に発症しますが、まれに男性にもみられます(女性99%、男性1%くらい)。男性でも乳がんが疑われた場合は、同じような撮影方法で検査を行います。

定期的に自己検診を

 検査当日の飲食は普通にとってかまいません。検査前後の注意もとくにありません。乳がんのリスクが高い人は高脂肪食をよく食べる肥満の人、初潮が早くきた人、出産の経験がない人、高齢で出産した人、閉経年齢の遅い人などが考えられています。

 乳がんは自分で発見しやすいがんです。リスクのある人はもちろん、ない人も、定期的に自己検診をするようにしてください。20歳を過ぎた人は毎月、生理が終わって数日以内に、閉経後や生理のない人は毎月決まった日に、しこりの有無を確認しましょう。

疑われるおもな病気の追加検査は

◆乳がん→乳房超音波、超音波下穿刺(せんし)吸引細胞診、乳頭分泌液細胞診、生検、PET-CTなど

▲医師が使う一般用語:「マンモ」=マンモグラフィから

◎著作権 日経Gooday(グッデイ)の「病院で受ける検査事典」検索サービスは、「四訂版 病院で受ける検査がわかる本」(発行:法研)をデータベース化したものです。掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

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