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皮膚の病気:あざと母斑症

若年性黒色腫

じゃくねんせいこくしょくしゅ、Juvenile melanoma

安田 浩

どんな病気か

 若年性黒色腫は、その報告者の名前をとってスピッツ母斑とも呼ばれます。一般に子どもの顔面に多く、急速に大きくなることがあります。通常のほくろよりはやや淡い色調で、丸く盛り上がって表面に光沢があります。色素性母斑のひとつと考えられていますが、悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ)との区別に苦慮する例もあり、慎重な対応が必要な場合があります。

検査と診断

 見た目だけの診断では迷うことが多いかもしれません。最終的には切除した組織の病理検査で確定診断します。病理組織でも良性か悪性かで診断に迷う場合もあります。

治療の方法

 外科的切除が一般的です。先にも述べたように病理組織検査が必要になるケースが多いので、レーザー治療ではほとんどの組織が蒸散(じょうさん)(組織が焼き消えてしまうこと)してしまい、病理組織検査ができないのですすめません。

病気に気づいたらどうする

 主に子どもの顔面に急激に大きくなるほくろのような皮膚変化があれば、皮膚科医と相談してください。ほくろの項でも述べましたが、ほくろまたはほくろに似たものが急激な変化を起こした場合は悪性黒色腫の可能性があるので、できるだけ早く相談したほうがよいでしょう。

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