日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

お知らせ

家庭の医学

皮膚の病気:皮膚の真菌症

乳児皮膚カンジダ症(乳児寄生菌性紅斑)

にゅうじひふカンジダしょう(にゅうじきせいきんせいこうはん)、Cutaneous candidiasis in infants (Erythema mycoticum infantile)

加藤 卓朗

どんな病気か

 乳幼児の間擦部(かんさつぶ)(こすれる部分)に生じるカンジダ感染症です。頻度は全皮膚粘膜カンジダ症患者の12%程度です。

原因は何か

 皮膚カンジダ症は全身的な問題で生じることが多いのですが、乳児皮膚カンジダ症は全身的なことより局所的なことが問題になります。ステロイド薬の外用による局所の免疫能低下、おむつの使用により皮膚が常に湿っていること、および不潔や多汗です。

症状の現れ方

 陰股部(いんこぶ)、臀部(でんぶ)などおむつの部分に多いのですが、頸部や腋窩(えきか)などに生じることもあります。

 成人のカンジダ性間擦疹と同様に中心治癒傾向のない紅斑で、紅斑上および周辺に小膿疱(しょうのうほう)が多発します。おむつかぶれと異なり、皮膚の溝の部分も紅くなります。

検査と診断

 直接鏡検(顕微鏡での検査)KOH法で行いますが、菌要素を比較的検出しやすい病気です。患児が診察時に動いてしまって検体採取が難しい時は、両面テープ法が適します。透明な両面テープをスライドグラスに貼り、それを病変部に押しあててはがしたのちに、KOH溶液を滴下して直接鏡検を行う方法です。

治療の方法

 基本的に外用薬による治療で、比較的簡単に治ります(皮膚と粘膜のカンジダ症)。

病気に気づいたらどうする

 おむつかぶれ、乳児湿疹などとの区別が重要です。ステロイド薬を安易に使う習慣をやめ、皮膚科や小児科の診察を受けてください。

◎著作権 日経Gooday(グッデイ)の「家庭の医学」検索サービスは、「六訂版 家庭医学大全科」(発行:法研)をデータベース化したものです。掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

◎日経Gooday(グッデイ)の免責事項必ずお読みください

日経Gooday マイドクター 登録初月は無料!

SNSで最新記事をチェック

RSS

最新記事を週2回お届け!

日経IDがあれば簡単30秒で登録できます。

体の不調・病気が気になる場合は…

病気の予防・治療などの限定記事が読めます。医師などの専門家に相談できます。

アクセスランキング

PR

有料会員限定記事ランキング(現在)

病気/サプリなどを調べる

デイリーコンテンツ

明日は変えられる。 提供:アステラス製薬

“男”の健康維持

このサイトについて

日本経済新聞社について