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内分泌系とビタミンの病気:ビタミンの病気

ビタミンD過剰症

ビタミンDかじょうしょう、Hypervitaminosis D

菅原 明

ビタミンDとは何か

 ビタミンDは脂溶性(しようせい)のビタミンです。食物中のプロビタミンDが紫外線によってビタミンDに変換されますが、肝臓で25位(い)の水酸化を受け、さらに腎臓で1α(アルファ)位の水酸化を受けて活性型のビタミンD(1,25(OH)2D)になります。活性型ビタミンDは、骨リモデリング(骨改変)や腎臓におけるカルシウムの再吸収を促進するほか、腸管でのカルシウムとリンの吸収を促進します。

どんな病気か

 ビタミンDの1日所要量は、5歳以下の幼児で400国際単位、成人で100国際単位です。2000国際単位以上摂取すると、過剰症が発症します。

症状の現れ方

 腸管からのカルシウムの吸収が促進されるために血中カルシウムの濃度が上昇し、それに伴って血管壁、腎臓や脳などにカルシウムが沈着します。その結果、食欲不振、悪心(おしん)、嘔吐(おうと)、多尿、口の渇き、昏睡(こんすい)やけいれんが認められます。

治療の方法

 過剰摂取を中止することが第一ですが、高カルシウム血症を示している場合には補液や副腎皮質ステロイド薬の投与が有効です。サルコイドーシスなどの慢性肉芽腫症(まんせいにくげしゅしょう)で活性型ビタミンDが上昇することがあり、その場合は原因疾患の治療が必要です。

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