日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

お知らせ

家庭の医学

女性の病気と妊娠・出産:卵巣と卵管の病気

卵胞嚢胞

らんぽうのうほう、Follicle cyst

大須賀 穣

どんな病気か

 卵胞から生じた嚢胞です。卵胞とは卵子を入れた袋のようなもので、月経から排卵までの間に増大し、直径2~3㎝で破裂して排卵します。この過程に何らかの障害が生じ、破裂しなかったもののなかに液体がたまることにより卵胞嚢胞は発生します。嚢胞の内壁は1層から数層の顆粒膜(かりゅうまく)細胞で構成され、たまった液は一般に透明です。

 本疾患の性質上、排卵可能な卵巣機能をもつ、思春期から閉経期ころまでの女性に発生します。右または左どちらか一方のことがほとんどです。

原因は何か

 不明な部分が多くあります。卵胞の発育・排卵の過程に異常を来す間脳(かんのう)・下垂体(かすいたい)系の内分泌ホルモンの分泌異常や、卵胞挟膜(きょうまく)細胞・顆粒膜細胞の反応異常が考えられます。

症状の現れ方と治療

 卵胞嚢胞は比較的多く発症しますが、通常は症状に乏(とぼ)しい傾向にあります。下腹部痛などがあることもあります。大きさはせいぜい5㎝程度のことが多く、自然に小さくなることが多いため、ほとんどの場合は経過観察でよいのですが、茎捻転(けいねんてん)を起こした場合などには強い腹痛を伴うので、手術が必要になることもあります。

検査と診断

 超音波断層法、MRIなどの画像診断が有用です。嚢胞壁は平滑で、内部に水に似た液体がたまっているのが認められます。

病気に気づいたらどうする

 下腹部痛の症状がある場合や、検診などで見つかった場合は産婦人科を受診します。

◎著作権 日経Gooday(グッデイ)の「家庭の医学」検索サービスは、「六訂版 家庭医学大全科」(発行:法研)をデータベース化したものです。掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

◎日経Gooday(グッデイ)の免責事項必ずお読みください

期間限定 日経Gooday マイドクター 登録月プラス1カ月無料キャンペーン 2017年9月1日~10月31日

SNSで最新記事をチェック

RSS

最新記事を週2回お届け!

日経IDがあれば簡単30秒で登録できます。

体の不調・病気が気になる場合は…

病気の予防・治療などの限定記事が読めます。医師などの専門家に相談できます。

アクセスランキング

PR

有料会員限定記事ランキング(現在)

病気/サプリなどを調べる

デイリーコンテンツ

“男”の健康維持

このサイトについて

日本経済新聞社について