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家庭の医学

お年寄りの病気:全身的な症状

気を失う

きをうしなう、Losing consciousness

服部 明徳

疑われる病気

 意識を失って倒れた、気がついたら倒れていた、本人は倒れていた時のことを覚えていない、気を失って倒れる際にけがをした、などの場合は、病院を受診して原因を調べてもらってください。

 原因もなく突然気を失った場合は、早急に病院を受診してください。不整脈(ふせいみゃく)が原因の時は治療が必要です。場合によっては命に関わることもあります。病院では、テープレコーダーに1日の心電図を記録するなどの検査を行います。

 脳卒中(のうそっちゅう)の後遺症で、てんかん発作を起こして気を失うことがあります。この場合、薬による治療(抗てんかん薬)が必要です。けいれん発作を伴わないてんかん発作では、数時間気を失っていることもあります。

 起き上がった時に気を失う場合には、起立性低血圧(きりつせいていけつあつ)が考えられます。以上のいずれの病気も、突然気を失ってけがをするおそれがあるので、早急に治療が必要です。

家庭での対処のしかた

 徐々に具合が悪くなって、次第に気を失うのを目撃したら、まず患者さんの体を横にしてください。10分ほどしても意識が回復しない、もしくは冷や汗をかいていたり呼吸が苦しそうだったりして具合が悪そうだったら、救急車を呼んでください。

 患者さんの様子をみていて意識が回復するようであれば、どのような時に気を失うのかを観察してください。食事が関係している時には、食事による血圧の低下が考えられます。ゆっくり食事をさせたり、量を少なめにしたりしてください。食事をして30分ほどしたら横になるのもよいかもしれません。

 緊張したり興奮したあとに気を失う場合は、過呼吸や自律神経の緊張(俗にいう脳貧血(のうひんけつ))によるもので、あまり心配はいりませんが、繰り返すようなら病院に相談してください。

 糖尿病の薬を内服していたり、インスリンを注射している人では、低血糖の疑いがあるので、主治医に連絡してください。

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