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前立腺がん手術後の「尿漏れ」を解消する「人工尿道括約筋」

陰嚢内にセットしたポンプで排尿をコントロール、重度尿失禁に悩む人への福音に

 北村昌陽=科学・医療ジャーナリスト

近年、中高年男性に急増する前立腺がん。転移する前の早い段階なら手術で治療することが多く、治療結果もかなり良好だ。ただ、手術を受けた後に、やっかいな尿漏れ症状が残ることがあるという。そんな悩みを解決するのが、人工尿道括約筋の埋め込み手術。従来は限られた病院でのみ行われる治療だったが、最近は徐々に普及してきた。重度の尿漏れに悩む人に、大きな福音だ。

前立腺がんの手術後は、かなりの人が尿漏れを起こす。1年以上経っても重い尿失禁が続くようなケースも。(©ljupco -123rf)

 前立腺がんは、がんの中では比較的治りやすい部類に含まれる。まだ転移していない限局がんなら、手術や放射線治療を受けた場合の5年生存率(治療開始から5年後に生存している割合)が9割以上。これは、根治が十分に見込めることを意味する。

 さらに最近は、内視鏡手術やロボット支援手術といった体への負担が少ない治療法が普及しており、早い段階で見つかれば、こういった“ラクな治療”を受けられる可能性も高い。

 ただ部位が部位だけに、治療に伴ってやっかいな合併症を引き起こすことがある。その代表が「尿漏れ」だ。

「手術後は、かなりの人が尿漏れを起こします。大半は1、2カ月のうちに回復しますが、1年以上経っても重い尿失禁が続くようなケースもあるのです」。がん研究会有明病院(東京都江東区)泌尿器科副部長の増田均医師はこう話す。

 こういった重度の手術後尿失禁に対する治療として、ぜひ覚えておくとよいのが、今回紹介する「人工尿道括約筋埋め込み術」だ。

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