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Dr.キタカズの「意外に知らない!?くすりにまつわるエトセトラ」

クスリもリスク!?

常に考えたい「果たして本当にその薬が必要なのか」

 北和也=やわらぎクリニック副院長

(診察室にて)

医師 『今日はどうされましたか?』

患者さん 『ちょっとかぜを引いちゃいました』

医師 『じゃあ、かぜ薬を出しておきましょう!』

(パソコンの電子カルテの“かぜセット”というボタンをクリック)

医師 『じゃあ、お大事に!』

(薬局にて)

薬剤師 『咳止めと、鼻水止め、熱冷ましが出てますね~』

患者さん 『え!? 熱も鼻水も咳もなくて、のどが痛いんだけど…』

薬剤師 『…(ヤブ医者め!)』

 病院に行って診察を受けると、最後に「では、○○と××を出しておきますね」と薬を出されることが多いと思います。

 そうすると、「ああ、このお医者さんはきちんと処方してくれた! 病院に来てよかった~!」という気持ちがこみ上げてくるかもしれません。

 患者さんに安心してもらうのは、医師の重要な役割の1つなので、それ自体はとても素晴らしいことだと思います。

 しかし、1点だけ注意が必要です。

 それは「果たして本当にその薬が必要なのか?」ということです。

不要な薬のせいで、重い副作用が出てしまったら

不要な薬を飲んだばっかりに副作用が出てしまったら…。(©Jan Mika -123rf)

 かぜを例に挙げて考えてみましょう。あなたが医師に「咳、鼻水、それからのどが痛い」と訴えたら、咳止め、鼻水止め、鎮痛薬の3つが出されたとします。

 「ん? 何がいけないの?」と思うかもしれませんが、よくよく考えてみて下さい。

 咳はとてもつらいけど、鼻水とのどの痛みは、受診した時点で、薬なしでも改善傾向だったとします。こんなときに鼻水止めと鎮痛薬は必要でしょうか?

 つまり、無駄な薬が含まれている可能性があるのです。

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