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テレビの視聴時間が長い人は50代で認知機能が低下

処理速度などの機能低下リスクが2倍

 大西淳子=医学ジャーナリスト

 20代のころから運動をあまりせず、テレビを長時間視聴する毎日を送っていた人は、50代の時点で、すでに一部の認知機能が低下している―。そんなショッキングな研究結果が、2015年12月2日付の米国の医学誌「JAMA Psychiatry」誌電子版に報告されました。

若いうちから毎日3時間以上テレビを見る生活を続けると…

長時間視聴は控えた方がよさそう。(©Andriy Popov -123rf)

 近年、座っている時間が長い不活発な生活は、その人の健康を脅かすことを示す研究結果が次々と報告されています。中高年がそうした生活を続けていると、高齢になったときに認知機能の低下や認知症のリスクが高まるという報告はすでにありましたが、今回示されたのは、20代からの不活発な生活が50代での認知機能の低下を引き起こす可能性です。

 この研究は、1985~86年から米国の4都市に住んでいる、当時の年齢が18歳から30歳だった人々(平均年齢25.1歳)を対象に行われました。それらの人々に、2年から5年ごとに受診するように依頼し、テレビの視聴時間や運動量の調査、認知機能の検査を行いました。今回分析対象にしたのは、追跡期間中に3回以上受診し、25年目に認知機能の検査を受けた6247人です。

 過去1年間の1日あたりのテレビ視聴時間が3時間を超えていた場合を「長時間視聴」とし、25年間の受診回数のうち、3分の2を超える回で「長時間視聴」に該当した人を「長時間視聴者」と判定しました。353人(10.9%)がこれに該当しました。

 運動量については、各受診時に過去1年間の状態をたずね、運動量が少ないほうから4分の1の集団に入った場合を「低活動」とみなし、25年間の受診回数のうち3分の2超で「低活動」状態だった人を「低活動者」としました。528人(16.3%)がこれに該当しました。

 低活動者で、かつ長時間視聴者でもあった人は107人(3.3%)いました。

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