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飲む量の微調整が可能な便秘薬「丸薬七ふく」

5歳から服用可能。有効成分は7種の生薬

 三上 彰貴子=株式会社A.M.C代表取締役社長・薬剤師

本コラムは薬剤師向け専門誌「日経ドラッグインフォメーション」2015年7月号「OTCトレンドウォッチ(NewProducts)」からの転載です。薬剤師向けの内容を、一部改編しています。市販薬は、薬剤師や登録販売者に相談のうえで購入してください。

写真1◎ 丸薬七ふく
丸薬七ふく
錠剤は直径4~5mmの球体。付属のスプーンですくうと10粒ずつ取り出せます。
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 丸薬七ふく(小林製薬)は、1690年ごろに日本で生まれた和漢薬です。植物成分だけを使った便秘薬で、有効成分は大黄(ダイオウ)やアロエなど7種類の生薬。2015 年2 月に七ふく製薬から小林製薬に「丸薬七ふく」ブランドが譲渡され、同年3月にリニューアル発売されました。

 5歳以上7歳未満は1回5~10粒を、7歳以上11歳未満は1回7~15粒を、11歳以上15歳未満は10~20粒を、15歳以上の成人は1回15~30粒を、1日2回服用します。朝夕の空腹時に、水または白湯と一緒に飲みます。ただし、便秘の症状には個人差があるので、初回は最少量を用い、便通の改善具合や状態を見ながら、少しずつ量を調節しましょう。

 効能・効果は、便秘ならびに、便秘に伴う、頭重、のぼせ、肌荒れ、吹き出物、食欲不振(食欲減退)、腹部膨満、腸内異常発酵、痔です。

症状に合わせてきめ細かく飲む量を調整できる

 薬は直径4~5mmの球体で、付属の穴あきスプーンを使うと10粒ずつ取り出すことができます。1回当たりの服用量に幅があるため、症状に応じて飲む量を調節しやすいという特長があります。錠剤は吸湿性があるため、使用後は蓋をしっかり閉め、湿度の低いところで保管するようにしてください。

 通常、服用してから8~12時間後に効果が現れます。翌朝のお通じのためには、夕食後2時間~就寝前に服用すると良いでしょう。朝が忙しく、夜に効果を求めるなら、逆算してその日の昼の空腹時に飲みます。

 配合成分の大黄は、子宮収縮作用や骨盤内臓器の充血作用があるほか、乳汁への移行による乳児の下痢が報告されています。妊婦や授乳婦の使用は避けてください。

三上 彰貴子(みかみ あきこ)
株式会社A.M.C代表取締役社長・薬剤師
三上 彰貴子(みかみ あきこ) 製薬会社勤務後、コンサルティング会社勤務を経て2005年から現職。医療分野のコンサルティングを行う傍ら、市販薬に関する寄稿や講師の活動も行う。

(出典:日経ドラッグインフォメーション2015年7月号/記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

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