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しつこい咳・気管支炎を改善する漢方薬「ダスモック」

気管支の機能を高め、痰のからんだ咳に

 三上 彰貴子=株式会社A.M.C代表取締役社長・薬剤師

本コラムは薬剤師向け専門誌「日経ドラッグインフォメーション」2015年1月号「OTCトレンドウォッチ(NewProducts)」からの転載です。薬剤師向けの内容を、一部改編しています。市販薬は、薬剤師や登録販売者に相談のうえで購入してください。

写真1◎ ダスモック
ダスモック
タバコによる咳・気管支炎を改善する漢方薬。
[画像のクリックで拡大表示]

 ダスモック(小林製薬)は、漢方薬の清肺湯(せいはいとう)のエキス製剤です。効能・効果は、体力中等度で、痰が多くて切れにくい咳、気管支炎です。15歳以上の成人は1日3回、1回1包を食前または食間に服用します。15歳未満は服用してはいけません。

 清肺湯は、痰がからんだゴボゴボという咳(湿性の咳)を鎮める漢方薬です。炎症を抑え、熱を冷ます黄ごん(オウゴン)や山梔子(サンシシ)などが配合されています。気道粘液の分泌を促して繊毛の動きを活発化させるとともに、気管支の炎症を鎮めて呼吸をしやすくします。

 吸い込んだ排気ガスやタバコの煙などによって肺が刺激され、慢性的に痰のからんだ咳が出る人に向いています。

 副作用として、間質性肺炎や肝機能障害が現れる恐れがあります。服用を始めた後、少し活動しただけで息切れしたり、息苦しくなったり、空咳(痰が絡まない咳)や発熱などが続くようでしたら、服用を中止してすぐに医療機関を受診してください。また、生薬の甘草(カンゾウ)を0.5g含むため、他の漢方薬を飲んている場合には、甘草の服用量が増えすぎる可能性があるので、薬剤師か登録販売者に相談してください。

 そのほか、乳糖が配合されているので、牛乳を飲むと下痢をする人(乳糖不耐症)は、ダスモックを服用するとお腹が緩くなる可能性があります。

三上 彰貴子(みかみ あきこ)
株式会社A.M.C代表取締役社長・薬剤師
三上 彰貴子(みかみ あきこ) 製薬会社勤務後、コンサルティング会社勤務を経て2005年から現職。医療分野のコンサルティングを行う傍ら、市販薬に関する寄稿や講師の活動も行う。

(出典:日経ドラッグインフォメーション2015年1月号/記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

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