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幸福薬局・幸井俊高の しあわせ漢方

動悸に効く漢方

「心」のバランスを調えて心臓のドキドキを抑えていく

 幸井俊高=薬石花房 幸福薬局代表・薬剤師

不整脈や狭心症などの病気ではないのに、不意に心臓がドキドキすることがあります。「漢方では、動悸は五臓の『心(しん)』の機能が乱れたときに生じやすいと考えます。漢方薬を使ってバランスを調えることで、動悸を改善していきます」と幸福薬局の薬剤師、幸井俊高さんは話します。

Aさん(男性、50歳)
「このところ動悸が気になります。最近、疲れやすく、やる気も起きなくて…。仕事や家庭のことで不安が募ると心臓がドキドキします。病院に行きましたが異常はありませんでした。でも不安です」

 Aさんは、寝る前の静かな寝室で心臓の鼓動が高まることもよくあると話していました。めまいが生じることもあります。顔色がよくなく、舌をみると白っぽい色をしていました。

 動悸は、心臓の拍動やその乱れを自覚することで、「ドキドキする」と表現されます。運動中や緊張した時のほか、不安・恐怖を感じても起こります。心臓は休むことなく全身に血液を送り出し、普段はその拍動が気になることはありません。しかし、それが不自然に大きくなったり速くなったりすると、動悸を自覚するようになります。心臓の不調は命に関わることもありますので、不安を伴います。

 走ってもいないのに急に胸がドキドキしたり、仕事でのプレゼンテーション直前の緊張や不安で動悸がしたり、Aさんのように寝る前に部屋を暗くして静かにしていると動悸が起こり眠れなかったりすることもあります。不整脈や狭心症、心筋症、貧血などの原因がある場合を除き、病院で検査をしてもらっても特に異常がみつからないことも多いようです。

動悸の主な原因は五臓の心(しん)の失調にある

動悸は不整脈や狭心症などの原因がある場合を除き、病院で検査をしてもらっても特に異常がみつからないことも多い。(©Piotr Marcinski -123rf)

 漢方では、動悸は五臓の「心(しん)」の機能が乱れたときに生じやすいと考えます。「心」の機能は、心臓を含めた循環器系(漢方では「血脈」といいます)や中枢神経系を、さらに人間の意識や判断、思惟などの高次の精神活動(漢方では「神志:しんし」といいます)を司ります。

 「心」の機能は、精神的なストレスや緊張、疲労の蓄積、慢性的な体調不良、神経の衰弱などにより、バランスを崩します。その結果として動悸が生じるわけです。心臓の病気が原因の場合もありますが、心身の不調が動悸という形で表面化している場合も多いと考えられます。そういう場合は漢方薬で「心」の機能を調え、改善していきます。

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