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幸福薬局・幸井俊高の しあわせ漢方

便秘に効く漢方

4つの便秘体質ごとに漢方薬を使い分ける

 幸井俊高=薬石花房 幸福薬局代表・薬剤師

多くの人が悩んでいる「便秘」。平成25年国民生活基礎調査によると、国内で便秘に悩んでいる人は37.8%、女性だけに限定すると半数近くが便秘症だそうです。便秘と一口にいっても原因はさまざまで、対処法は変わってきます。漢方では、「食生活の見直しや適度な運動習慣の継続とともに、漢方薬で便秘体質そのものを改善させていくことで、根本的に便秘を解決していきます」と幸福薬局の薬剤師、幸井俊高さんは話します。

Aさん(女性、40歳)
「ここ数カ月ほど、ひどい便秘です。便が硬くなってしまいます。おなかが張りやすく、くさいガスがよく出るようになりました。口臭も気になります」

 Aさんは、脂っこいものや味の濃いものが好きで、アルコール類をよく飲みます。ここ数カ月は仕事が多忙で外食が多く、ご自身でも食生活が乱れているという自覚があり、気になっているそうです。もともと暑がりですが、このところ口やのどがいつも以上に渇きます。舌をみると赤く、黄色い舌苔がついています。

 排便は、すっきり出るのが理想です。回数は、ふつう1日1回前後ですが、人によって異なります。1日2回以上でも、2日に1回でも、残便感なく、すっきりとバナナ状の便が出ていれば合格です。

 便秘にもさまざまなタイプがあります。下剤を飲まないと便が出ない、あるいは浣腸をしないと何日たっても便が出ない頑固な便秘は典型的なものですが、それだけでなく、下剤は必要ないけれど、2、3日は便秘の日が続く、便がコロコロとウサギの糞のようになる、一日排便がなければ下腹が張って不快になる、排便は毎日あるが残便感がある、便が硬くなり排便がつらい、排便に時間がかかる、便が細く少量しか出ない―といった症状も便秘といえるでしょう。

 下剤は一時的に糞便を除去する薬です。体質を改善する働きはありません。したがって下剤にばかり頼っていては、便秘は直りません。便秘を繰り返すだけでなく、下剤に対する慣れも生じ、下剤の量が次第に増えることにもなりかねません。

 便秘の根本的な解決に向けては、野菜や発酵食品をしっかりとるなど食生活を見直し、適度な運動の習慣を身につけて運動不足を解消し、漢方薬で便秘体質そのものを改善させていきましょう。

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