虚熱タイプののぼせ・ほてりには六味地黄丸や三物黄芩湯
Aさんは、手足のほてり、寝汗、暗紅色の乾燥した舌、少ない舌苔などの症状から、「陰虚火旺(いんきょかおう)」証と考えられます。人体を構成する陰液が消耗し、相対的に熱邪が旺盛になっている体質です。慢性的な体調不良や過労、生活の不摂生、緊張の連続、老化などにより、この証になります。とくに午後から夕方、夜間にかけて熱感が強まるため、布団から手足を出して寝ることになります。
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Aさんは、手足のほてり、寝汗、暗紅色の乾燥した舌、少ない舌苔などの症状から、「陰虚火旺(いんきょかおう)」証と考えられます。人体を構成する陰液が消耗し、相対的に熱邪が旺盛になっている体質です。慢性的な体調不良や過労、生活の不摂生、緊張の連続、老化などにより、この証になります。とくに午後から夕方、夜間にかけて熱感が強まるため、布団から手足を出して寝ることになります。
男女とも非常に多くの人が悩むのが「腰痛」だ。ぎっくり腰のように、痛みは強いが原因が分かりやすいものは対策しやすいが、問題なのは原因がはっきりしない、「なんだか知らないけど、いつの間にか…」始まってしまう慢性腰痛。長年にわたって悩む人も少なくない。だが、この10年で腰痛治療は大きく変わった。
多くの男性が気にする「痛風」、そして「尿酸値」。「プリン体を抑えた発泡酒などを選べばいい」「魚卵、レバーはダメ」など、いろいろな“常識”が知られているが、これらの常識がすべて正しいわけではない。
肝臓は生命維持に欠かせない臓器で、実にさまざまな機能を担っている。だが、肝臓は「沈黙の臓器」だけあって、肝機能関連の数値がちょっと悪くなったくらいでは症状は現れない。「とりあえず今は大丈夫だから…」と放置している人も多いかもしれないが、甘くみてはいけない。本テーマ別特集では、誰もが正しく知っておくべき「肝臓の新常識」をまとめた。
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