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幸福薬局・幸井俊高の しあわせ漢方

下痢に効く漢方

「気」を補い、流れを調えることで下痢の症状を改善する

 幸井俊高=薬石花房 幸福薬局代表・薬剤師

消化・吸収を経て最後にできる便は、水分過多の状態では下痢と呼ばれます。「慢性の下痢は胃腸や自律神経の働きの低下などが原因と考えられています。漢方ではこれらを改善して治していきます」と幸福薬局の薬剤師、幸井俊高さんは話します。

Aさん(男性、41歳)
「子どもの頃から便が軟らかく、よく下痢をします。食事をするとすぐ便意をもよおし、トイレに行きたくなります。1日に何回も便が出ます」

 神奈川県在住の41歳の男性です。便はしっかりした形をしておらず、ときに泥状で、ひどいときには水のようだと話します。腹痛を感じてお腹を下すことはないそうです。小さい頃から人より疲れやすく、もりもりとたくさん食べるタイプではないといいます。舌は白っぽく、ぽってりとしています。

 下痢とは、「泥のような」「水っぽい」と表現されるように、水分が過剰になっている便を排せつする状態を指します。お腹の冷えや、アレルギーが原因の一時的な下痢なら、体を温めて安静にしていれば、しばらくすると治まります。しかし、そのような明らかな原因がないのに下痢を繰り返すような場合は体質が関係していると考えられます。

慢性的な下痢は「脾」や「肝」の機能失調が関与

 食べ物は、口や胃で分解・消化され、小腸に運ばれます。小腸では分解・消化と同時に、栄養分のほとんどが吸収されます。その残りかすの水分が大腸で吸収され、最後に直腸にたまり、便となって排出されます。直腸は柔らかい袋状をしており、出口が肛門です。ちょうど、マヨネーズやケチャップの容器に似ていて、大腸から送り込まれてきた便を溜め、便意を起こして、腹圧で外に出します。この口から肛門までの一本の長い消化管の中で消化や吸収が順調に行われていれば、形のいい便がスムーズに出るものです。

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