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草野仁の「苔(コケ)ない男」

ある「スーパーウーマン」から学んだこと

70歳になってアフリカについて勉強を始めたわけ

 草野 仁

クイズ番組や健康バラエティー番組の司会を中心に、今も第一線で活躍するキャスターの草野仁さん。70歳を迎えてますます輝きを増す秘密はどこに隠されているのだろうか。いつまでも“苔(コケ)ない男”であり続ける、草野流のスーパーエイジング術。今回は、草野さんが「スーパーウーマン」と尊敬し、自身が司会を務めるクイズ番組にも出演しているあの女性も登場します。

ペースを緩めると“落とし穴”が隠れている

 「草野さんは、どうしてそんなにお若いのですか?」

 よくそう聞かれます。もちろん、前回お伝えしたように(「毎日1時間の運動で「健康寿命」を延ばす!」)体を鍛えていることもありますが、それだけではありません。いくら肉体を鍛えても、精神的に老いてしまって若さは保てません。

「彼女の学びの姿勢が、私に刺激を与えてくれました。頭の“瞬発力”は相変わらずで、番組の収録時にも『その問題は第○○回の××にそっくり』との反応が即座に返ってくるほどです」。写真は、自身が司会を務めるクイズ番組でのパーフェクト賞を祝う会のひとコマ。

 では、どうすればよいのか。

 若さを失わないためには、自分の目標や理想を持ち続けることです。私は色紙にサインを頼まれると、「夢 実現」と書くようにしています。私が若く見えるのだとしたら、そうした気持ちが強いからなのかもしれません。

 世の中では、60歳、70歳となると、「これまであくせく働いてきたから、これからは少しゆっくりしてみようか」と考える方が多いようです。でも、それまでのペースを緩めることに、“落とし穴”があると私は思います。私の周りを眺めてみても、スピードを落とすことで衰えを進めてしまうケースがとても多いのです。

 逆に、いつまでも変わらないスピードを持つ人は、衰えを知りません。そのことを実感として学んだのが、私が司会を務めるTBS系列のクイズ番組「世界ふしぎ発見!」で、30年近くお付き合いしている黒柳徹子さんです。

 中年期から30年という月日が過ぎれば、どうしても衰えが見えてくるものです。ところが、黒柳さんを見ていると、一度も「衰え」を感じたことがありません。スピードが落ちないのです。今回は、その理由を物語るエピソードをご紹介しましょう。

「出演をきっかけに腰を据えて勉強したい」

 1986年に「世界ふしぎ発見!」が始まるとき、担当者が黒柳さんに出演依頼をしたところ、最初は「私はクイズ番組には出ません」とキッパリ断られたといいます。負けず嫌いな黒柳さんは、解けない問題があることを視聴者に見られたくなかったのだそうです。そもそもこの番組は、正解した人は頭が良いということではなく、人間の考え方や行動に多様性があることを示そうとする狙いがありました。その点を強調して、私は説得を試みました。

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